ご葬儀の基礎知識

弔問・会葬者の基礎知識

【お通夜・ご葬儀参列の服装】

亡くなられて駆けつける場合

お知らせを聞き、取り急ぎ駆けつけるときは地味な平服が無難です。
喪服を着ていかれたら、不幸を予期していたようになりますので避けたほうがいいでしょう。

お通夜の服装

お通夜も『取りあえず駆けつける』といった意味合いが残っており、グレーや濃紺のスーツ、場合によっては地味な平服でもかまわないでしょう。
ただ、最近では葬儀・告別式に参列できない方などが、喪服を着用されることが多くなりました。用意ができるようでしたら喪服を着用されるのもよいでしょう。

葬儀・告別式の服装

葬儀・告別式に参列される場合は基本的に喪服(略礼服、和装)を着用しましょう。
もし用意ができない場合は、お通夜に準じて控えめな服装を着用しましょう。

男性の服装のポイント

ネクタイ
黒無地を選びます。織り柄も控えめに。ネクタイの結び方は普段道理でディンプル(くぼみ)は付けません。
スーツ
ブラックフォーマルがいいでしょう。持っていなければ、濃紺かダークグレーを選びましょう。
バッグ
黒のビジネスバッグなら大丈夫です。
靴下
式場によっては靴を脱ぐ場合があるので、白や柄物は避け黒を着用しましょう。
なるべく黒の紐靴が望ましいでしょう。スエードや目立つ金具が付いている靴は避けたほうが無難です。
その他
派手な時計やカフスボタンなどアクセサリーは避けましょう。

女性の服装ポイント

洋服
ブラックフォーマルがいいでしょう。持っていなければ、濃紺かダークグレーのスーツを選びましょう。
夏場でも透けた素材やノースリーブ、襟ぐりの大きなデザインやミニスカートなど、肌の露出が多い服装は控えましょう。
メイク
極力控えめに、髪もシンプルにまとめましょう。
目立つマニキュアは落としたほうがいいでしょう。
バッグ
できれば布素材でもっていなければ、光沢のないシンプルなものを選びましょう。エナメル素材や派手な金具が目立つデザインのものは避けましょう。
黒でシンプルなものでエナメルやサンダル、ミュールタイプのものは避けましょう。
ストッキング
基本は黒です。
アクセサリー
結婚指輪以外のアクセサリーは外しましょう。ただしパールのネックレス(一連のもの)は大丈夫です。
その他
アクセサリータイプの時計や髪留め、装飾的なものは避けたほうが無難でしょう。

お子様の服装のポイント

服装
制服があれば制服を着用しましょう。持っていなければ白シャツに黒や紺色のズボンなど、地味な服装を選びましょう。
適当なものがなければスニーカーでもいいでしょう。

【お香典】

香典袋の表書き

用途の書き方
仏式:御香典・御香料・御霊前(浄土真宗では御仏前)
神式:御玉串料・神饌料・御霊前
キリスト式:御花料・御弥撤料・御霊前
浄土真宗では使いませんが、御霊前と書けば一般的です。
名前の書き方
名前は必ずフルネームで書きます。
連名の場合は目上の方から順に右から左へ、記名は三名までにしましょう。
四名以上の場合は代表者名、会社名、団体名などを書き、左側に外一同、○○(所属部署名など)部一同、有志一同などを書いて中袋もしくは別紙に全員分の名前を記入しましょう。

中袋の書き方

中袋 表
金額は縦書きで、壱(一)、弐(二)、参(三)、阡(千)、萬(万)など漢字を用いるのが一般的ですが、旧字、新字はどちらでもいいようです。
中袋 裏
外包みに記入されたとしても必ず裏には郵便番号・住所・氏名を必ず記入しましょう。

香典の包み方

香典袋の上包みは、まず下側を先に折り上側をかぶせます。
お祝い事はこの逆になり、迷ったときはお祝い事は『目を上げて』、悲しみは『目を伏せて』と覚えておくと間違えにくいかもしれません。

香典金額の目安

贈り先 金額
祖父母 ¥10,000
両親 ¥50,000〜¥100,000
兄弟・姉妹 ¥30,000〜¥50,000
伯父・伯母
叔父・叔母
¥10,000
親戚 ¥5,000、¥10,000
友人・知人 ¥5,000
友人・知人
の家族
¥5,000
隣近所 ¥3,000〜¥5,000
勤務先
上司
¥5,000〜¥10,000
勤務先
同僚
¥5,000〜¥10,000
勤務先
部下
¥5,000〜¥10,000
勤務先
の家族
¥3,000〜¥5,000
取引先関係 ¥5,000、¥10,000

※上記金額は目安ですので、お包みする金額はお気持ちでご判断下さい。

▲ページの先頭へ

ご葬儀Q&A

【ご葬儀関連のQ&A】

皆様からいただいた、ご葬儀に関連するご質問を一部掲載させていただきました。
この他疑問・質問などがございましたら、お問合せフォームから又は、お電話などでお気軽に
ご連絡下さい。

Q どのような葬儀をしたらいいのかわからないのですが・・・
A まずは当社にご相談下さい。
ご家族のご希望、ご遺言、宗教形式、ご葬儀の規模、ご予算などをお伺いしアドバイス・ご提案をさせていただきます。
Q 病院もしくは自宅で亡くなった場合どうしたらいいの?
A 当社にすぐご連絡下さい。
病院で亡くなられた場合、ご遺体への処置が終わってからの搬送となります。
ご連絡いただければ寝台車でお迎えし、式場もしくはご自宅などへ搬送いたします。
ご自宅で亡くなられた場合、ドライアイスの処置やお線香などを手向けていただけるように枕飾りを設けたり、打合せや、ご相談を伺いに参ります。
Q 生前予約や見積りなどの事前相談は受けてもらえるの?
A 24時間365日いつでも承ります。
生前のご相談などは敬遠されがちですが、ご葬儀は人生一度のやり直しのきかない大切な儀式です。大切な方のことやご自分のことを考えていただくことで逆に、その方を想う心のこもったご葬儀に、またご家族の方に迷惑をかけないですむ、良いご供養、心のこもったご葬儀に繋がるのではないでしょうか?
当社では後悔のないご葬儀をご提案いたします。
Q 葬儀の日程を決めるにはどうしたらいいの?
A まずはご遺族ご希望の日程・時間を伺います。
そのご希望日時と司式者(寺院、神社、教会など)のご都合や火葬場の空き状況などを考慮して決定しますが、ご遺族・ご親戚が遠方にいらっしゃる場合や「友引」などを考慮することも必要でしょう。
当社にご相談いただければ、適切なアドバイス、お手伝いをいたします。
Q 「友引」に通夜・葬儀をしてはいけないの?
A お通夜は行いますが、ご葬儀は地域などの慣習によりその日を避けられることがあります。
もともと「友引」を含む六曜は仏教の教えには関係なく、「友引」本来の意味も「相打ち共引きて、勝負なしと知るべし」、勝負事は何事も全て引き分けになる日、つまり「共引」とされていました。その「ともびき」という読みから「友引」に変化したといわれています。
以上のようなことから「友を死に引く」という「友引」は迷信であるといわれており、本来の意味からでは葬儀を行ってもいいものと考えられます。ただし現在も地方・地域又は親族などの慣習から「友引」は避けるべきと言われるところもありますので、よくご相談いただくことをお勧めします。またご葬儀を「友引」に行う場合、変り身の人形(友引人形)をお棺に入れることもあります。当社でもご準備いたしますのでお申し付け下さい。
Q 自宅がマンションだけど、遺体の安置はどうしたらいいの?
A ご自宅がマンション・アパートでもご希望でしたら搬送、安置いたします。
ただしご注意いただくのは、エレベータにストレッチャーやお棺が入らなかったり、賃貸の場合は管理人や家主の許可が必要だったり、お断りすることがあるようです。
また部屋の構造上ご遺体をお連れすることができない場合もあります。
以上の事を考慮していただき、一度ご確認いただく必要があるかもしれません。
もしマンション・アパートに安置できない場合は、当社が安置場所をご用意いたします。
Q 火葬許可証などの手続きは、どうしたらいいの?
A 死亡届と病院が交付(発行)した死亡診断書(死体検案書・一般的には死亡届と死亡診断書が一枚の用紙になっています)を役所に提出をして火葬許可証を交付してもらいます。
手続きは当社が代行いたしますので、お任せ下さい。
また火葬が終了してから火葬済みの証印をを受けた火葬許可証を返却していただけます。
お骨を納骨される際に墓地または納骨堂等の管理者に提出する必要がありますので、絶対に無くさないようにして下さい。

▲ページの先頭へ

仏教ミニ知識

日本仏教宗派別ミニ知識(トップ)

このコーナーでは主な宗派のしきたり、特徴をご案内させていただきます。
同じ宗派でも地域や、寺院によっては多少しきたりや教えの違うことがあります。
詳しくはそれぞれの菩提寺にお問い合わせ下さい。

日本に仏教が伝来したのは、百済の聖明王が朝廷に仏教の経典や仏像などを献上してきた538年とされています。やがて奈良時代に入ると『南都六宗』と呼ばれる六つの宗派が中国から伝来し、大いに栄えました。
法相(ほっそう)宗・三論(さんろん)宗・華厳(けごん)宗・律(りっ)宗・倶舎(くしゃ)宗成実(じょうじつ)宗で僧侶は仏教の教義研究の為に、各宗にまたがって学ぶことを義務づけられていました。この内三宗が現存しています。
平安時代に入り最澄と空海という二人の高僧が日本人としてはじめての開宗をしました。
最澄は天台宗(比叡山・延暦寺)空海は真言宗(高野山・金剛峯寺)で約400年間日本宗教の主流となっていました。
平安末期から鎌倉時代にかけて、比叡山で修行した僧侶の中から幾多のすぐれた人達が現れ七つの宗派が誕生しました。後は、江戸時代初期に中国から渡ってきた禅僧・隠元(1592〜1673)が開宗した黄檗宗(京都・万福寺)があり現存している主な宗派は以上の十三宗派となっています。また、それぞれに属する数多くの分派が存在し、此の他にも十三宗派に属さない独立した宗派、寺院がいくつか存在しているのが現状です。

天台宗(てんだいしゅう)

[宗祖]
最澄(伝教大師)
[経典]
法華経・阿弥陀経・大日経
[本尊]
釈迦牟尼仏・阿弥陀如来・薬師如来・観音菩薩
[お唱え]
南無阿弥陀仏
[本山]
比叡山延暦寺(滋賀県大津市)
[別格大寺]
寛永寺(東京)・中尊寺(岩手県平泉)
[門跡寺院]
輪王寺(東京)・三千院(京都)・輪王寺(日光)・如法院(京都)
[各派]
和宗(総本山四天王寺・大阪)・鞍馬仏教(総本山鞍馬寺・京都)
聖観音宗(総本山浅草寺・東京)
[寺院数]
約4,200ヶ寺
[信者数]
約3,110,000人
[天台宗の焼香の作法]
1. 仏前に正座して軽く頭を下げます。
2. 数珠をかけた手を静かに合わせて、心を落ち着かせます。
3. 抹香をつまんで、香炉に入れます。普通は1回丁寧な場合は3回。
4. 再び数珠をかけた手を合わせ、心をこめて合掌礼拝を捧げます。
[天台宗の歴史と教え]
最澄(伝教大師)は804年唐の国(中国)へ渡り、天台山で天台教学(円宗)を伝授され、同時に真言密教、禅、戒律も学んで1年後に帰国、比叡山で仏教の総合化をめざして日本天台宗を開創しました。後の鎌倉時代には、この比叡山に学んだ法然、親鸞、道元、日蓮などが、念仏、禅、題目といった要素を純粋化して、そえぞれ新しい宗派を開くことになったのです。
最澄は法華一乗説を中国で本格的に勉強し、日本に伝えました。「一切皆成」すなわち総ての人は成仏する可能性を持つ事を明言しています。つまり仏教を理解できない人でも、方便としての易しい教えから説き始め、これらの方便の教説もすべて一乗の教えの中に包括し、救いとることによって衆生をあまねく成仏させることができると説いています。

▲ページの先頭へ

真言宗(しんごんしゅう)

[宗祖]
空海(弘法大師)
[経典]
大日経・金剛頂経
[本尊]
大日如来
[お唱え]
南無大師遍照金剛
[本山]
高野山金剛峯寺(和歌山県)・東寺=教王護国寺(京都)
[名刹]
善通寺(香川県)・須磨寺(神戸)・清澄寺(宝塚市)・大覚寺(京都)
仁和寺(京都)・智積院(京都)・泉涌寺(京都)・勧修寺(京都)
室生寺(奈良県)・醍醐寺(京都)・朝護孫子寺(奈良県信貴山)
西大寺(奈良県・真言律宗)・長谷寺(奈良県)・根来寺(和歌山)
中山寺(宝塚)・随心院(京都)・宝山寺(奈良県)・護国寺(東京)
[寺院数]
約12,000ヶ寺
[信者数]
約13,820,000人
[真言宗の焼香の作法]
1. 仏前に正座して軽く頭を下げます。
2. 数珠をかけた手を静かに合わせて、心を落ち着かせます。
3. 抹香をつまんで、軽くおしいただき香炉に入れます。これを3回繰り返します。
4. 再び数珠をかけた手を合わせ、心をこめて合掌礼拝を捧げます。
[真言宗の歴史と教え]
空海は804年留学僧として、遣唐使船で中国に渡り中国密教を授けられました。
空海は仏教を「顕教」と「密教」とに区分しました。
「顕教」とは"顕示されている教え"という意味で、阿弥陀仏などの報身や、応身である釈尊の説いた教えをいいます。「密教」とは"奥深い教え"という意味で、法身である大日如来の説いた教えをいいます。「顕教」は三劫という果てしなく長い時間を掛けて仏陀と成るのを目指す教えで、「密教」はこの身このままで速やかに仏陀と成ることの出来る教えであると説いたのです。その方法は「三密瑜伽」と言って手に印を結び、口に真言を唱え、心を一つに集中させる事で、これによって自身に速やかに仏陀を実現することが出来ると言うものです。
816年高野山を賜わり、金剛峯寺を開創し、823年に賜った教王護国寺(東寺)と合わせこの2寺を真言宗の根本道場としました。

▲ページの先頭へ

浄土宗(じょうどしゅう)

[宗祖]
法然(円光大師)
[経典]
無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経
[本尊]
阿弥陀仏・観音菩薩・勢至菩薩
[お唱え]
南無阿弥陀仏
[総本山]
知恩院(京都市)
[名刹]
増上寺(東京)・金戒光明寺(京都)・清浄華院(京都)
百万遍知恩寺(京都)・善導寺(久留米)・光明寺(鎌倉)
善光寺大本願(長野)・禅林寺(京都)・誓願寺(京都)
光明寺(京都)・高徳院(鎌倉)・当麻寺(奈良県)
祐天寺(東京)・回向院(東京)・願成寺(会津)
[寺院数]
約8,000ヶ寺
[信者数]
約6,500,000人
[浄土宗の焼香の作法]
1. 仏前に正座して軽く頭を下げます。
2. 数珠をかけた手を静かに合わせて、心を落ち着かせます。
3. 抹香をつまんで、軽くおしいただき香炉に入れます。1回でも2回でも構いません。
4. 再び数珠をかけた手を合わせ、心をこめて合掌礼拝を捧げます。
[浄土宗の歴史と教え]
平安末期、法然は13才で比叡山に上り、天台教学を習得しましたが、叡山の気風に疑問を感じ43才の時中国浄土教の善導の著した「観経疏」によって目を開かれたと言いいます。凡夫が救済される道は「称名念仏」であることを確信し、「南無阿弥陀仏」を唱える事によって、 どんなおろかな罪深い人でも、一切の苦から救われ、安らかな日々を送る事が出来ると説いています。「浄土」とは清らかな国土という意味で、現実世界を穢土(けがれた国土)と呼ぶのに対することばです。仏国土ともいい、仏や菩薩がそれぞれに建設した国土の通称でもあります。大乗仏教では、すべての人間には仏陀となることのできる性質がそなわっており、誰でも仏になることができると説いています。 そこでいままで無数の仏が生まれ、無数の浄土があると考えられています。
「極楽浄土」はそのうちの阿弥陀仏が建設した仏国土で、そこに住む人は楽だけを亨受できるので「極楽浄土」と呼ばれています。

▲ページの先頭へ

浄土真宗(じょうどしんしゅう)

[宗祖]
親鸞(見真大師)
[経典]
大無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経
[本尊]
阿弥陀如来
[お唱え]
南無阿弥陀仏
[本山・名刹]
『大谷派』東本願寺・『本願寺派』西本願寺
高田派(専修寺・津市)三門徒派(専照寺・福井)
興正派(興正寺・京都)・出雲路派(豪摂寺・福井)
仏光寺派(仏光寺・京都)・山元派(證請寺・福井)
木辺派(錦織寺・滋賀県)・誠照寺派(誠照寺・福井)
[寺院数]
約20,000ヶ寺
[信者数]
約13,330,000人
[浄土真宗の焼香の作法]
『本願寺派』
1. 仏前に正座して軽く頭を下げます。
2. 数珠をかけた手を静かに合わせて、心を落ち着かせます。
3. 抹香をつまんで、香炉に入れます。この時頭におしいただかないで回数は1回のきまりです。
4. 再び数珠をかけた手を合わせ、その手を静かに胸元に立て礼拝します。
『大谷派』
基本的には本願寺派と共通していますが、抹香をつまんで香炉に入れる回数は2回と決められています。
[浄土真宗の歴史と教え]
親鸞は9才で出家、比叡山で20年間修学の後法然の弟子となって「専修念仏運動」に身を投じました。1207年、法然とともに流刑に処せられ、 親鸞は越後で4年間配流生活を送り後20年余り関東地方で布教に専念しました。布教の一方で「教行信証」を著しており、此の著作時をもって、浄土真宗の立教開宗の年としています。「南無阿弥陀仏」と唱える事によって浄土に往生できると説いた法然の行としての念仏をさらに一歩押しすすめたもので、念仏自体も自力でなく弥陀の本願力という他力によるものとしています。
親鸞の絶対他力の念仏は、自分の意志でやらなければならない念仏ではなく、阿弥陀仏の絶対的な救済に対して思わず自然に発する報恩感謝の念仏であると教えています。
「歎異抄」は親鸞の語録を集めた書で、その中に「悪人正機説」と言うものがあります。
煩悩を持つ凡夫、罪を犯した悪人でも、浄土で往生が可能であると説いています。

▲ページの先頭へ

曹洞宗

[宗祖]
道元(承陽大師)・瑩山(常濟大師)
[経典]
般若心経・法華経・金剛経
[本尊]
釈迦牟尼仏
[お唱え]
南無釈迦牟尼仏
[本山]
永平寺(福井県)・総持寺(横浜市)
[名刹]
興聖寺(宇治市)・永光寺(石川県)
妙嚴寺(豊川稲荷)・最上寺(神奈川県)
[寺院数]
約15,000ヶ寺
[信者数]
約6,900,000人
[曹洞宗の焼香の作法]
1. 抹香をつまんで軽く頭におしいただき、香炉へ入れる。
2. 続いて、今度は頭におしいただかず、香炉へ入れる。この2回限りと決められています。
[曹洞宗の歴史と教え]
8世紀の始めごろ中国に出来た曹洞宗を道元が日本に伝えたものです。道元は比叡山で天文教学を修め、栄西の弟子となって禅を修めたのち中国の宋にわたり3年間の修行を経て帰国。京都の建仁寺に入り「坐禅こそ安楽の法門である」と説き、やがて京都深草に興聖寺を建立、ここを拠点に曹洞宗の禅風を広めていきました。
これが、日本の曹洞宗の始まりです。
1244年には越前の永平寺を開山しここを曹洞宗の根本道場とさだめ、新たな教化活動をおこし「正法眼蔵」という大著を執筆しました。「只管打坐」(ただ、ひたすらに坐禅すること)を強調し、雑念を交えず坐禅するその姿が仏だと信ずること(即心是仏)を宗旨としています。
坐禅行のほか、日常生活での宗教実践の途として「懺悔滅罪」「受戒入位」「発願利生」「行持報恩」などの教えがあり掃除や食事なども坐禅と同じように重視しています。

▲ページの先頭へ

臨済宗(りんざいしゅう)

[宗祖]
栄西(千光国師)
[経典]
般若心経・金剛般若経・観音経・大悲心陀羅尼
[本尊]
釈迦牟尼仏・薬師如来・大日如来・観世音菩薩
[お唱え]
南無釈迦牟尼仏、その他
[本山・名刹]
南禅寺(別格・京都市)
大徳寺、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、妙心寺、興聖寺
(以上京都市)
円覚寺(鎌倉市)・永源寺(滋賀県)・向嶽寺(塩山市)
方広寺(静岡)・仏通寺(三原市)・国泰寺(高岡市)
[寺院数]
約5,800ヶ寺
[信者数]
約1,980,000人
[臨濟宗の焼香の作法]
1. 仏前に正座して軽く頭を下げます。
2. 抹香は頭におしいただかず、香炉に入れる。
又この回数は1回でも3回でもよいとされています。
[臨濟宗の歴史と教え]
中国唐時代の高僧・臨濟義玄を開祖とする禅宗の一宗派です。日本に始めて臨濟禅を伝え、日本臨濟宗の開祖となったのは、明庵栄西です。栄西は14歳のとき比叡山で天台宗を学び後二度にわたって中国で修行、1191年帰国後禅の布教を開始しました。人間の心の本性を知り、それが仏と同一であることを悟るのが成仏だとする教えで、修行を強調し、日常生活で労働(作務といいます)を尊び、坐禅を重んじています。臨濟宗の禅風には大変厳しいものがあり教化の特徴を示す言葉として「臨濟の喝、徳山の棒」と言われます。坐禅を組み、修行している僧たちに対して臨濟がよく大喝を与え、徳山がよく痛棒を加えたことを指しています。

▲ページの先頭へ

日蓮宗(にちれんしゅう)

[宗祖]
日蓮
[経典]
法華経
[本尊]
久遠実成本師釈迦無尼仏
[お唱え]
南無妙法蓮華経
[総本山]
身延山久遠寺(山梨県)
[大本山]
本門寺(東京)・誕生寺(千葉県安房郡)・清澄寺(千葉県安房郡)
法華経寺(市川市)・妙顯寺(京都市)・本圀寺(京都市)
本門寺(富士市)
[名刹]
鏡忍寺(鴨川市)・龍口寺(藤沢市)・仏現寺(伊東市)
実相寺(富士市)・根本寺(佐渡)・妙照寺(佐渡)・題経寺(東京)
[寺院数]
約4,600ヶ寺
[信者数]
約2,300,000人
[日蓮宗の焼香の作法]
抹香は、つまんで軽く頭におしいただいてから香炉へ。回数は一回又は三回。
[日蓮宗の歴史と教え]
日蓮は房総半島の南端現在の千葉県安房郡天津小湊町で漁民の子として生まれたと伝えられています。16才で出家、比叡山をはじめ奈良や京都の諸寺で修行を重ねました。
その時の世情は決して平穏ではなく、諸寺が焼けたり、悪党がはびこったり騒然とした有様でした。日蓮はこの遊学の中で「法華経」こそ釈迦の説く最高の経典と確信するに至りました。建長5年(1253年)4月28日日蓮が少年期に学んだ故郷千葉県の清澄山にこもり、清澄山頂で「南無妙法蓮華経」と高唱したときを立教開宗の
年とされています。
やがて正嘉元年(1257年)鎌倉で大地震に遭遇し末法の世を憂いた日蓮は「立正安国論」を著し辻説法を続けましたが、 鎌倉幕府によって伊豆や佐渡に流されたり、数々の法難をうけました。
日蓮の教えは永遠不滅の釈迦牟尼仏に帰依し、「南無妙法蓮華経」の題目をとなえ、積極的に善行を積めばなにびとも救われると説き、 社会の救済、国家の救済を強く主張していました。

▲ページの先頭へ

律宗(りっしゅう)

[宗祖]
鑑真・道宣(南山大師)
[経典]
四分律・梵網経・法華経
[本尊]
毘盧舎那仏
[お唱え]
南無毘盧舎那仏
[本山]
唐招提寺(奈良県)(真言律宗は西大寺)
[寺院数]
115ヶ寺
[信者数]
約130,000人(真言律宗も含む)
[律宗の歴史と教え]
中国の唐時代に道宣によって、大成された大乗仏教の宗派の一つで、鑑真によってつたえられました。仏教の教義研究を主とする学問仏教の宗派です。鑑真は東大寺に日本で始めての戒壇院を設け、又戒律を修める根本道場として唐招提寺を開き布教につとめました。 戒律にもとづいて身・口・意の三つの行為において実践していくことが仏に至る道、と説かれています。一時期には、真言宗に包括されたことがありますが、後年独立し、又一部が真言密教と融合して、真言律宗として独立し西大寺を総本山としています。

▲ページの先頭へ

法相宗(ほっそうしゅう)

[宗祖]
(唐)玄奘・窺基(慈恩大師)・道昭
[経典]
解深密経・瑜伽論・成唯識論
[本尊]
釈迦如来・薬師如来
[本山]
薬師寺・興福寺
[寺院数]
約60ヶ寺
[信者数]
約615,000人
[法相宗の歴史と教え]
三蔵法師の名で知られ「大唐西域記」を著した中国の玄奘を始祖とし、その弟子窺基が師の伝えた唯識教学を法相宗として大成しました。日本に伝えられたのは留学僧として入唐した道昭によります。法相宗は南都六宗と呼ばれ奈良時代に栄えた仏教宗派の一つで、「成唯識論」を中心に万物唯識を説く学問仏教です。

▲ページの先頭へ

華厳宗(けごんしゅう)

[宗祖]
審祥・良弁
[経典]
華厳経
[本尊]
毘盧舎那仏
[本山]
東大寺
[寺院数]
約58ヶ寺
[信者数]
約44,000人
[華厳宗の歴史と教え]
「華厳経」の教えにもとづいて開かれた宗派で中国の僧、審祥が奈良の金鐘寺で「華厳経」を講義したのが、日本の華厳宗の始まりとされています。「華厳経学」では仏教本来の縁起説を発展させた「無尽縁起」を説いてます。本尊の「毘盧舎那仏」の象徴である太陽の光が重なりあってもお互いが妨げにならないように、宇宙の万物は無限に関係しあって存在しているという世界観があります。

▲ページの先頭へ

黄檗宗(おうばくしゅう)

[宗祖]
隠元(真空大師)
[経典]
般若心経・大悲心陀羅尼・往生浄土神咒
[本尊]
釈迦如来
[お唱え]
南無阿弥陀仏(ナムオミトーフー)
[本山]
黄檗山 万福寺(京都・宇治)
[寺院数]
460ヶ寺
[信者数]
約350,000人
[黄檗宗の歴史と教え]
隠元は中国臨濟宗の人ですが、中国の黄檗山万福寺の住職を辞して、江戸時代初期に来日し、徳川四代将軍家綱より京都宇治に寺領を賜り中国と同じ山号の黄檗山万福寺を創建して開宗しました。臨濟禅の宗風に「念仏禅」を加えた隠元の教えは、往生浄土や念仏等の浄土教教義を合わせ説いています。坐禅によって心身の統一をはかり、労働奉仕の喜びを覚え、朝夕の写経によって自己反省を促し、厳格な食事作法に一粒の米の尊さを教える等日常生活の精進を強調しています。

▲ページの先頭へ

時宗(じしゅう)

[宗祖]
智真(一遍上人)
[経典]
阿弥陀経(あみぢきょう)・無量寿経・観無量寿経
[本尊]
阿弥陀仏
[お唱え]
南無阿弥陀仏
[本山・名刹]
清浄光寺(総本山・藤沢市)・無量光寺(相模原市)・金蓮寺(京都)
正法寺(京都)・観喜光寺(京都)・真光寺(兵庫県)
[寺院数]
413ヶ寺
[信者数]
約300,000人
[時宗の歴史と教え]
一遍上人が熊野権現で受けた神託で「自分が衆生を救うのではなく、ただ阿弥陀仏によってすでに救われていることを人々に告げるだけだ」と気づき、阿弥陀仏の絶対の救済性を確信しました。この年(1274年)が立教開宗の年とされています。
一遍上人はこの他力念仏をすべての人びとにすすめ、生涯「南無阿弥陀仏」と記した念仏の名号札を配りながら、全国を歩き信徒も又集団でこれに従ったという事です。
この信徒を「時衆」といい、後に「時宗」と呼ばれるようになったわけです。時宗の「踊り念仏」はすでに救われているという喜びにあふれて自然発生的に生まれたものといえるでしょう。

▲ページの先頭へ

融通念仏宗(ゆうずうねんぶつしゅう)

[宗祖]
良忍(聖応大師)
[経典]
阿弥陀経・法華経
[本尊]
阿弥陀如来
[お唱え]
南無阿弥陀仏
[総本山]
大念仏寺(大阪市)
[中本山]
来迎寺・極楽寺・大念寺(大阪市)
[寺院数]
357ヶ寺
[信者数]
約120,000人
[融通念仏宗の歴史と教え]
良忍が12歳の時比叡山に上り天台教を修学、その後修行を重ねて46歳の時阿弥陀仏の至現を受けて、融通念仏の教えを感得しました。1117年のこの年が立教開宗の年です。
一人の唱える念仏がすべての人の唱える念仏に融け合い、すべての人が唱える念仏が一人の唱える念仏となって浄土に往生できるという他力往生の念仏が説かれています。

▲ページの先頭へ

その他宗教ミニ知識

【神道とキリスト教の葬儀】

神式の葬儀

神式の葬儀のことを「神葬祭」といい、通夜にあたるのが「通夜祭」と「遷霊祭」で、告別式は「葬場祭」といいます。

通夜祭・遷霊祭の特徴
神社

通夜祭は故人に対して生きているときと同じように礼を尽くし、奉仕する儀式を行います。
饌(せん・食べ物)を供え、斎主(式を司る神職)が祭詞を奉上し、玉串を奉奠・拝礼をします。
遷霊祭は故人の御霊を仏式では位牌にあたる木製の「霊璽(れいじ)」という依り代に移す儀式です。遷霊祭は「御霊移し」ともいい夜間に行うのが本式で儀式中は式場内の明かりを消します。

  • 饌は故人の好物や調理済みの「常饌」と、塩・洗米・酒・魚など未調理の「生饌」があります。
  • 玉串奉奠は仏式の焼香にあたるもので、紙垂(しで)をつけた榊の小枝を神前に供えることです。拝礼は二礼・二拍手・一拝で、通夜祭・葬場祭また忌明けまで、拍手は音をたてない「しのび手」にします。
葬場祭の特徴

葬場祭は通夜祭とほぼ同じで、斎主の奉上する祭詞は故人の略歴や社会的功績、人柄
などをまとめたもので、事前に神職とご遺族が打合せをし作成したものを読み上げます。

葬場祭後は

火葬場に到着してから行う「火葬場祭」、収骨が終わって式場や自宅に帰ってから行う「帰家祭」、仏式で初七日や四十九日にあたる、「十日祭」と「五十日祭」、年忌法要にあたる「一年・三年・五年・十年祭……」などの式年祭といろいろあります。

※祭儀・神事は地域、神社などで様々ですので、お近くの神社にご確認下さい。

キリスト教式葬儀

キリスト教式葬儀の特徴
  1. キリスト教の葬儀は、死者を神にゆだねるためのものです。
    故人が神のそばに召されるように祈ることが中心になります。
    祈りはすべて神に捧げられます。
  2. 死は穢れではないので、清めの儀式や忌中札を出すようなことはしません。
  3. 供物を出すことはしません。特に食べ物やお酒などを供えることはしませんが供花を並べることはあります。その際名札をはずす場合があります。
  4. 式は教会で行うことが多く準備、式次第は各教会、教派で違います。
  5. 遺族の服装は喪服で和装でもいいようです。
  6. 仏式の焼香や神式の玉串奉奠にあたるのは、献花になりますが焼香をすることもあり、またどちらもしないこともあるようです。

十字架キリスト教の式はカトリックとプロテスタントでは違いがありますが、式次第の内容は聖歌・賛美歌、聖書朗読、祈り、説教を中心に進行していきます。
仏式で年忌法要のような法事にあたるのは、「追悼会」・「追悼式」・「記念会」・「追悼ミサ」等と呼ばれています。追悼儀礼を行うにあたって決まりはなく、地域の慣習に合わせて3日、7日、30日、49日や月の命日、年ごとの命日、5年や10年ごとなど遺族の希望で行うことが多いようです。

※儀式・儀礼は各教会、教派で様々ですので、ご確認下さい。

▲ページの先頭へ

ご相談はいつでもお気軽にお問合わせください

24時間365日 無料相談受付中 フリーダイヤル:0120-32-4949 Webからもお問い合わせできます。

  • Webからのお問合わせ
  • 生花のご注文を受け付けています。全国へ、即日発送可能! 生花のご注文はこちら

ご葬儀をスタイルで選ぶ

  • 一般(個人)葬
  • 家族葬
  • 自由葬・お別れ会
  • 社葬・団体葬
  • ハート会員/三慶会会員
  • 生花のご注文
  • 法事のご案内
  • ご葬儀後について